駐車場の土間コンクリートのひび割れを防ぐ3つの工夫|スリット・ワイヤーメッシュ・水勾配
「新しくした駐車場に、すぐひびが入った」というご相談は少なくありません。土間コンクリートのひび割れは、材料よりも下地と割り付けで差が出ます。小川総業が施工でかならず押さえている3つの工夫をまとめました。
なぜ土間コンクリートはひび割れるのか
コンクリートは固まるときに少しずつ縮みます。また、夏と冬の温度差でも伸び縮みします。広い面を一枚でつくると、この動きの逃げ場がなく、弱いところから割れてしまいます。
下の地盤が締まっていないと、車の重さで部分的に沈み、そこからも割れが入ります。
工夫1:路盤を締め固め、ワイヤーメッシュを入れる
土を掘ってならしたあと、砕石を敷いて機械でしっかり締め固め、車の重さを受け止める路盤をつくります。その上にワイヤーメッシュ(鉄の網)を組んでからコンクリートを打ちます。メッシュはひびが広がるのを抑える役目をします。
工夫2:目地・スリットで面を分ける
広い面は、あらかじめ目地やスリットで小さく区切ります。割れやすい位置をこちらで決めておくイメージです。スリットに化粧砂利や芝を入れると、ひび割れ対策と見た目のアクセントを同時にかなえられます。川崎市や横浜市磯子区の事例でも、この方法で面を分けています。
工夫3:水勾配をつける
平らに見える駐車場にも、雨水が道路や排水へ流れるわずかな傾きをつけています。水たまりが残ると、汚れや凍結、表面の傷みの原因になります。
まとめ
ひび割れを完全にゼロにはできませんが、下地・割り付け・勾配で、目立つ割れはかなり防げます。駐車場のコンクリート化や増設を考えている方は、施工事例もあわせてご覧ください。
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文:株式会社小川総業(一級建築士事務所 神奈川県知事登録 第18632号)